東京で一番人気のラーメンチェーン店と言っても過言ではない麺屋武蔵グループ。東京都内に現在15店舗ある麺屋武蔵の系列店の中に、わざわざ対立するかのように同じ駅近くで営業をしている2つの支店があります。
その2つのお店は、ともにJR秋葉原駅から徒歩数分の距離にある麺屋武蔵 武仁(ぶじん)と麺屋武蔵 巌虎(いわとら)。この2店舗の提供するラーメンはどう違うのか、秋葉原に行った機会に食べ比べをしてみました…
JR秋葉原駅の南西方向にある麺屋武蔵 巌虎。このお店のウリは、特製のチャーシューダレに浸けた豚バラ肉をスモークして作った「チャーシューベーコン」。チャーシューでもなくベーコンでもないというチャーシューベーコン、一体どんな味がするのか気になりますよね?
夕方近くに入店すると、14席あるカウンター席はほぼ満席状態。直前に食べ終わったお客さんの席に座らせてもらい、巌虎の一番人気メニューと言われる巌虎つけ麺(お値段 税込1120円)の食券を店員さんに手渡しました(同じ値段で麺の量を並・中・大・特の4段階から選べます)。
巌虎つけ麺:麺屋武蔵 巌虎の一番人気メニュー、チャーシューベーコンとの組み合わせは…
こちらが注文して5分ほどで着丼した麺屋武蔵 巌虎の巌虎つけ麺。麺の上に横たわったチャーシューベーコンは、確かにベーコンっぽい見た目をしていますね。
で、このチャーシューベーコンからいただきました。直前に網で焼かれているので暖かく、チャーシューの柔らかさと燻製したベーコンの香ばしさが同時に口の中で共演します。読んで字の如く、チャーシューとベーコンのいいとこ取りですね。
率直に言って、チャーシューベーコンの完成度は高いです。でも、ラーメンじゃなくて他の料理と一緒に出す方が合っているような気がします。
そしてつけ麺の方ですが…たまたまこの時だけ味がブレたのかもしれませんが、スープがかなり塩辛く感じました。基本的には魚介の風味が効いた、最初甘めで後半ピリ辛のスープなのですが、塩分がかなり強めに感じたので、僕は麺の完食前にスープ割を入れてしまいました。
麺の方は断面が正方形の特注極太麺。これだけ濃厚なスープに合わせるので、太いだけではなく強烈なコシが備わっていて、かつ全粒粉入りなので歯切れもパツっと気持ち良い麺です。
おそらく今回僕が食べたのは、お店のベストの味ではなかったんだろうと思います。味のブレは仕方がないので諦めがつきますが、やっぱりスタンダードメニューで一杯1000円超えはなぁ…
機会があればもう一度チャレンジしてみたい…麺屋武蔵 巌虎へのアクセスは、最寄り駅のJR山手線・秋葉原駅から徒歩3分
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
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