自家製さぬきうどんと肉 甚三 大門店で林SPF使用の肉うどんを食べてきた

前に新橋へ行った時にたまたま自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三という讃岐うどん専門店の大行列を見つけて、このお店の本店にも興味を持って先日浜松町にある自家製さぬきうどんと肉 甚三 大門店へ行ってきました。なんでもこのお店、とんかつでよく使われるブランド豚・林SPFを使った肉うどんが名物なんだそうな。新橋甚三に行った時は冷やし鶏天ぶっかけを注文して林SPF肉うどんを食べられなかったので、今回の注文はこの肉うどん一択ですね。実はこの時、僕はとんかついわいのロースかつ定食を食べ終えたばかりだったのですが、美味いものなら当然別腹ですからねぇ…

やっぱりこちらも行列店…とある平日の正午、自家製さぬきうどんと肉 甚三 大門店の気になる行列の長さと待ち時間はどのくらい？

この日に僕が自家製さぬきうどんと肉 甚三 大門店に到着したのがちょうどお昼の12時頃だったのですが、やはりこちらも行列店、店頭に長い行列ができてましたね。ざっと数えて20人くらいはいたでしょうか。新橋甚三よりは行列短かったんですが、目の前の通りの車の行き来が多くて、ちょっと並びにくい場所っていう印象がありました。そのせいか、新橋のお店よりもテイクアウトですぐに商品を持って出ていく人が多かったですね。それも踏まえて考えると、多分ランチタイムの混雑ぶりは同じくらいなんじゃないでしょうか。

店頭にある券売機で食券を購入して列に並び、そこから待ち時間10分ちょっとで入店となりました。店内の客席数は、ざっと数えてカウンター席のみで24席ありました。ただ、新橋のお店と比べても店内のスペースがかなり狭めで、荷物を持っていくと置き場所に困る感じでした。周りで働くビジネスマンであれば手ぶらでお店に来れますが、僕のような旅行者だと荷物を抱えての移動中はちょっと利用しにくいかもです。

豚肉2倍に鶏天4個…自家製さぬきうどんと肉 甚三 大門店の最上級メニュー・超スペシャル肉うどん、実際食べてみてどうだった？

それでは、今回僕が自家製さぬきうどんと肉 甚三 大門店で注文した、お店の最上級メニューの超スペシャル肉うどんをご紹介しましょう。気になるお値段は税込980円。温かいうどんと冷たいうどんの2種類が選択できるのですが、今回僕は温かいうどんでオーダーしています…

店員さんに食券を手渡してから待つこと2〜3分、目の前に運ばれてきた超スペシャル肉うどんはこんな感じ。この超スペシャル肉うどんは通常の肉うどんと比べて「豚肉2倍＋鶏天4個」というのがウリなんですが、ぱっと見豚肉の量はそんなに多くないですね。その代わりというか、鶏天4個はかなりのボリューム感ではありますが…

では早速、うどんを引っ張り出してすすってみましょうか…麺の太さは一般的な讃岐うどんと比べるとやや細めで、温うどんなのもあってもちもち食感ですね。讃岐うどんとしては、すごく食べやすいです。一方、お出汁はかなり薄味で、良く言えば上品ですが、讃岐うどんの出汁としてはちょっとインパクト不足のように思います。新橋甚三の鶏天ぶっかけの時もお出汁の出汁感は控えめな印象だったのですが、それがお店の味の方針なのかもしれません。

さてさて、今回のメインターゲットのこの豚肉、銘柄豚の林SPFを使っているというやつですが、下味で生姜の風味を感じるものの、豚特有の臭みが若干残っていて、そのまま食べるとちょっと気になるなぁ…って感じでした。というわけで、この食べ方指南にしたがって…

ここでブラックペッパーを大量に投入！それまで物足りなさを感じていたうどんに一気にパンチが加わって、とってもいい感じになりました。でも、正直楽しみにしていた林SPFについては少し期待外れかな。普通の豚肉でもいいように思いました。ただ、その分肉汁でジューシーな鶏天が名誉挽回してくれましたが。

こんな感じで自家製さぬきうどんと肉 甚三 大門店の超スペシャル肉うどんを数分で平らげてお店を退店。ブランド豚を使った肉うどんというより、香辛料をぶち込んでジャンキーになった讃岐うどんがウケたという感じかなぁ…逆に言えば、お値段高めの肉うどんじゃなくてもジャンキー讃岐うどんが食べられるわけで、その点はポジティブな要素ですかね。新しい讃岐うどんの食べ方として、一度試してみる価値はあると思います。

自家製さぬきうどんと肉 甚三 大門店のその他のメニュー例（値段は税込）

• 特肉カレー（温）　880円
• 鶏天月見玉しょうゆ（温 or 冷）　800円
• 肉たましょうゆ（温 or 冷）　780円
• 肉たまぶっかけRED（温 or 冷）　780円
• 肉かけ（温 or 冷）　740円
• カレーうどん（温）　680円
• たまごバターしょうゆ（温）　640円

注：中盛り（麺1.5玉）はプラス50円、大盛り（麺2玉）はプラス100円、特大（麺3玉）はプラス200円で注文可。

神田や高田馬場など、東京都内で全5店舗運営…自家製さぬきうどんと肉 甚三 大門店へのアクセスは、最寄り駅の都営地下鉄大江戸線・大門駅から徒歩4分

そんな自家製さぬきうどんと肉 甚三は、今回ご紹介した1号店の大門店を筆頭に新橋で2店舗、神田、高田馬場の合計5店舗で運営しています。もしかしたら、今後もどんどん支店が増えていって、おにやんまのようなチェーン店に成長していくかもしれませんね。価格帯がちょっとお高めにはなっていますが、ジャンキーな讃岐うどんが食べられるお店は今のところそれほど多くないし、美味しい讃岐うどんが食べられるお店が増えるのは僕たちうどん好きにとっても歓迎ですよね。お店の近くに立ち寄った時には、ジャンキー讃岐うどんを一度試してみてくださいな。

それでは、お店の詳細です…

JR山手線・浜松町駅からも徒歩4分で行けます。