大阪の富裕層が集まる北摂の高級住宅地にあって、週末にはものすごい行列ができることで有名な海鮮お食事処 銀蔵 小野原本店。2014年にオープンした大阪府中央卸売市場の仲買直営店で、市場から直送される新鮮な海鮮・魚介を破格の値段で提供していることで瞬く間に評判となり、「水野真紀の魔法のレストラン」や「大阪ほんわかテレビ」など地上波テレビ番組でも紹介されたことがある人気のお店です。
その人気店で提供される海鮮ランチの破壊力がどれほどのものなのか?実際に試してみたくなって、とある週末の10:45頃にお店に向かったのですが…
隣県からもお客さんが車でやって来る…海鮮お食事処 銀蔵 小野原本店はこんなお店
この時点で銀蔵 小野原本店の前で、家族客と思われる4人の先客が待っていました。これから本格的なランチタイムという時間帯にあって、すでに店内満席とは評判通りの人気ぶりです。実際、僕の後からどんどん人が集まり出して、その後15分くらいで20人を超えるお客さんが集まって来ましたから…
で、そのお客さんも、僕が見ていた限りでは8割くらいは自家用車で来てましたね。店頭に10台ちょっと分ある駐車場は常に満車状態で、そこに接する道路に駐車場の空き待ちの車もちらほら…しかも、車のナンバーを見ると大阪ナンバーだけじゃなく、兵庫県や奈良県など隣県のナンバーも…入店までの待ち時間だけじゃなく、駐車場の争奪戦もなかなか厳しそうな印象がありました。
ラッキーなことに、本格的にお客さんが集まり出す前に来店していたこの日の僕は、記名帳に名前を書いてから20分ほどで店内に案内されました。店内にはテーブル席を中心に、食べログ情報で総席数が35席。厨房に沿ってカウンター席が4-5席あるので、お一人様でも安心して食事できます。
懐が寒い時でも安心…銀蔵 小野原本店では休日も利用できるお得なランチメニューを提供中
さて、ここらで銀蔵 小野原本店のメニューをご紹介しましょうか。まずはグランドメニューから…
こんな感じ。お値段的には定食メニューが1500円から(税別)という感じで、平日のランチとして食べるにはちょっとお高く感じてしまうかもしれません。でもご安心を。これらのメニューより少し低く値段設定されたランチタイム限定メニューも、ちゃんと用意されています。その一部をご紹介すると…
- 生本マグロ丼 1480円
- うなぎ丼定食 1380円
- 海鮮丼定食 1300円
- お造り定食 1300円
- 天然エビフライ定食 1300円
- 天丼(えび)定食 1300円
- 釜揚げしらす丼定食 1200円
これなら、懐が少し寒いときにも何とか手が出そうじゃないですか?この後メニューの一例をご紹介しますが、どのメニューを頼んでもお値段以上のボリューム感があるので、魚好きのあなたならちょっと無理してみる価値はあると思いますよ。
ちなみに、毎年の土用の丑の日に販売されるうなぎの蒲焼きは、噂によるととんでもないコスパだそうな。残念ながら僕がお店を訪れたのは10月なので、それを試すことはできないんですけどね…
銀蔵 特選海鮮丼:器から大きくはみ出すネタの数々…噂に聞く破壊力は本物だった
今回僕が銀蔵 小野原本店で注文したのが銀蔵 特選海鮮丼(お値段 1980円+税)。ご飯の大盛りは無料で可能、さらに魚の小鉢とあら汁が付いてきます。
注文してから待つこと約30分、目の前に着丼した特選海鮮丼は…
十分に期待を満たしてくれるネタのボリューム感!マグロの赤身に始まりトロ、サーモン、帆立、味、鱧など、ネタの種類は軽々10種類を超えますね。器に収まり切らずに外にはみ出すネタを一目見れば、あなたにもこの海鮮丼に1980円を支払う価値があることは十分に理解できるのではないでしょうか。噂に聞いていた銀蔵の破壊力は本物でした。これなら、同じくボリューム満点の海鮮ランチで有名な宝塚のまるさん松本とも、がっぷり四つで勝負できますね。
さて、問題はどこから食べ始めるか…しばし考えた挙句、右側のマグロの赤身から手をつけることにします。当然のことながら、鮮度は問題なし。そりゃあ、海辺で水揚げされたばかりの魚には鮮度で及ばないのはわかりますが、大阪の市街地でこれだけのものが食べられれば文句のつけようがありません。多くの魚に脂が乗る冬に食べに来たら、きっと破壊力が何倍にもなるんだろうなぁ…
で、端から少しずつネタを崩していった後で白ごはんとご対面。銀蔵の海鮮丼には酢飯が使われていて、お寿司屋さん感覚で酢飯とネタとのマリアージュを楽しむことができます。とにかくネタのボリュームがすごいので、前半はお造り定食として、後半は海鮮丼として2つの食べ方を思いっきり満喫できました。ウニや本マグロなどの高級ネタは入ってませんが、それさえ差し引けば、もはや北海道や東北の海鮮市場へ食べに行く必要がなくなるくらいの満足感が得られる一品でした。
箕面駅前にも支店あり!海鮮お食事処 銀蔵 小野原本店へのアクセスは、最寄り駅の阪急千里線・北千里駅から阪急バス小野原東線に乗り換え、小野原東バス停下車徒歩2分
こんな感じの海鮮お食事処 銀蔵は、今回ご紹介した小野原本店の他に、阪急箕面線の終着駅・箕面駅前でも支店を営業しています(銀蔵 サンクスみのお店)。本店と同じく大阪府中央卸売市場の仲買直営店で、こちらでも超絶ボリュームの海鮮メニューがめっちゃお得な値段で食べられます。箕面公園への観光などで利用すると便利です。これから箕面に遊びに行く時には、一緒に銀蔵の存在も思い出してみてください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
海鮮お食事処 銀蔵 小野原本店 (海鮮・魚介 / 豊川駅)
昼総合点★★★★★ 5.0
住所:〒562-0031 大阪府箕面市小野原東5丁目2−1 小野原ショッピングセンター 1階
電話番号:080-1400-3527
営業時間:ランチ 10:00-14:30 LO、ディナー 17:30-20:00 LO(土曜のみ20:30 LO)
定休日:不定休(お店のインスタで告知)
駐車場:あり(お店の向かい側にもコインパーキングあり)
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)
JR茨木駅からも、阪急バス石橋線に乗り換えて小野原バス停下車、徒歩10分で行けます。
P.S. 大阪で美味しい和食をお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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