毎年土用の丑の日は、銀蔵のうなぎがめっちゃお得…そんな噂を検証すべく、「令和5年の土用の丑の日は銀蔵でうな重を食べる!」と決めていたんですよね。幸い、令和5年の土用の丑の日は7月30日の日曜日。この日に行けないようなら、今後ずっと土用の丑の日にうなぎを食べに行くなんて不可能に近いわけです。
というわけで、当日は朝早起きして、電車を乗りついで朝の10時頃に箕面駅近くにある銀蔵 サンクスみのお店にやってきました。実はこの後ランチタイムに家族と合流する予定で席取りのために早出していたのですが、実はこの日に限って…
一旦閉店したものの、再度新店舗としてオープン…銀蔵 サンクスみのお店はこんなお店
銀蔵 サンクスみのお店はランチタイムも予約が可能だったようなんです。店頭で鰻の蒲焼を焼いている店長さんらしき人に「予約してますか?」と声をかけられて、「ヤバい、食べられないかも…」と焦りましたが、ちょうど11時頃に集合できるのであれば…と、何とか家族分の席も確保できました。銀蔵 サンクスみのお店では土用の丑の日の2〜3日前まで店内・テイクアウト合わせて予約をとっていたようなので、もしあなたが来年以降ご利用を考えているなら、確実に予約をとっておくことをおすすめします。
それはさておき、この銀蔵 サンクスみのお店、「店長の修行」を理由に一度2019年12月に閉店しているんです。でもその数ヶ月後の2020年、ビルのオーナーさんから声をかけてもらって、同じ場所で再度新店舗としてオープンしたという、ちょっと変わった歴史があります。数ヶ月という短い修行専念期間ではありますが、ビルのオーナーさんから声をかけてもらえるなんて、よっぽど気に入られていたんでしょうね。何はともあれ、同じ場所に他のテナントが入らなくて良かったじゃないですか。
そんな銀蔵 サンクスみのお店は路面から階段を数段降りた半地下の位置にお店を構えていて、食べログによると店内の客席は全部で27席。ごく一般的な町食堂のような雰囲気なので、お一人様から小さな子供連れの家族客まで安心して利用できます。お店のレジ周辺には、大阪府中央卸売市場から取り寄せた魚や瓶詰め商品の販売もされています。食事の後にここで買い物をして、家にお持ち帰りするのもいいかもしれませんね。
丸々1尾 国産うな重:コスパ抜群と噂の銀蔵 サンクスみのお店のうなぎ最上級メニュー、実際試してみたら…
今回僕が銀蔵 サンクスみのお店で注文したのは、うなぎ最上級メニューである「丸々1尾 国産うな重(お値段 3200円+税)」。この他にもうなぎメニューとしてうな丼2枚半(お値段 1780円+税)、うな丼W(お値段 1980円+税)というのもあったんですが、メニュー表記から推察するにおそらくこれらは外国産。決して外国産が味で劣るということを言いたいわけではないのですが、日本人ならやっぱり日本の漁師産を応援したいですよね。
それはさておき、注文してから待つこと約20分、目の前に国産うなぎのうな重が運ばれてきましたよ…
うな重と大きな味噌汁、小鉢、お新香がついてお値段 3200円+税ですか…正直、東京でうなぎ和友のうな重 福を見た後ではボリューム的なインパクトは感じません。とは言っても、昔に比べてグッとお値段が上がってしまったうな重ですから、ただ単にうなぎ和友が異常なだけで、国産うなぎのうな重がこのお値段というのはすごくありがたいことなんですよね。
それでは早速、その国産うなぎをいただいてみましょう…銀蔵の国産うなぎは、こんな風に箸でしっかりつまめるくらい身がしっかりしています。でも、決して身が硬いわけではありませんよ。箸で持てるんですが、ちゃんとふかふかで柔らかいです。
そして、特筆すべきは皮の香ばしさ。炭火でめっちゃパリパリになっていて、噛むと皮目がクリスピーで、甘口タレの旨みが舌に広がるとともに、焦げ目の香ばしさがふわりと鼻に漂ってきます。でも、それが最初で終わりじゃなくて、食の後半から最後まで同じように楽しめるんです。これは驚きでした。まあ、その分炭火で脂が焼かれてしまってか、身の味は比較的あっさり目。その意味では、京都のうなぎ専門店・土井活饅のうなぎに焼き方が近いような印象を受けました。
もしかしたら、鰻のボリューム的にはこのうな重よりうな丼Wの方が多かったのかもしれません。今にして思えば、「めっちゃお得…」という噂はおそらくうな丼Wの方を指しているんだろうと思います。そういう意味では、今回僕の期待していた結果にはなりませんでしたが、僕はこの国産うな重に十分満足できました。仮に僕が箕面に住んでいたとしたら、毎年土用の丑の日は銀蔵で鰻を買えばいいかな…って思います。
銀蔵 サンクスみのお店のこの日のランチメニュー例(値段は税別)
- お造り5種盛り定食 1680円
- 気まぐれ海鮮丼 1680円
- 銀蔵よくばり定食 1780円
- 天然‼︎活ハモ定食 1780円
- 夏のわがまま定食
- 夏のスタミナ定食 1980円
- 生サーモンとイクラの親子丼 1980円
その他、一品メニューもありますよ…
もちろん普段の海鮮ランチも激安…銀蔵 サンクスみのお店へのアクセスは、最寄り駅の阪急箕面線・箕面駅から徒歩5分
そんな銀蔵 サンクスみのお店では、普段の海鮮ランチも激安です。通常のランチメニューはこんな感じで…
系列店の海鮮お食事処銀蔵 小野原本店と全く同じお値段で、大阪府中央卸売市場から直送される新鮮な魚介を使ったランチを楽しめます。北摂でこんなにお安く、新鮮な海鮮を食べられるお店は本当に貴重ですよね。箕面公園に観光に行く時などのタンパク質補給にぜひどうぞ。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
銀蔵 サンクスみのお店 (海鮮・魚介 / 箕面駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
住所:〒562-0001 大阪府箕面市箕面6丁目4−24 サンクスみのお1番館
電話番号:080-3846-7899
営業時間:10:00-15:00、17:00-21:30
定休日:不定休
駐車場:なし(お食事代 3000円以上で提携駐車場の2時間無料サービスあり)
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)
P.S. 大阪で美味しい和食をお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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