下町の雰囲気が残る大阪・弁天町に、昭和20年創業の歴史ある大衆食堂があります。一見何の変哲もない大衆食堂なのですが、地域の企画で始めたあるメニューがテレビで紹介されるなど大人気に。コアなファンの心を鷲掴みにする定食屋として営業を続けています…
赤丸食堂|大阪にある創業70年の老舗大衆食堂で、本物のご飯マンガ盛りを体験してきた
そのお店・赤丸食堂は、創業してから70年以上地域密着で営業している老舗大衆食堂。組み合わせ次第では100種類を超えるメニューに日替わりメニューや季節限定メニュー、さらに隔週火曜日には飲み放題も実施しているマルチな食堂として、地元の人だけでなく遠方からも多くのお客さんを集めています。
赤丸食堂を有名にした天保山チキンカツ:通常のカツ5枚分でお値段たったの780円とコスパ度外視のデカ盛りメニュー
その赤丸食堂を一躍有名にしたのが、「天保山チキンカツ」というちょっとローカルな名前のついた名物メニュー。
これの何がすごいって、鶏もも肉を使ったチキンカツがなんと5枚分!お店の公表データによると、天保山チキンカツはチキンカツだけで700gもあるのだとか…
地元民が誇る標高4mの天保山に負けないようにカツを5枚にしたというエピソードのある天保山チキンカツ、これ一食だけで成人男性の1日消費カロリーを大幅オーバー間違いなしの、デカ盛りファンが泣いて喜ぶ人気メニューなんです(ちなみに、普通のチキンカツを頼んでも、カツが3枚出てくる大盛りメニューなんだそうな…)。
そんなスーパーなボリュームを誇る天保山チキンカツ、なんとお値段たったの780円(税別)!こんな破格な値段で、お店にちゃんと利益は出ているんでしょうか…客の立場のこっちが心配になってしまいます。
天保山チキンカツと白ごはんマンガ盛りのチャレンジメニュー、30分以内完食でオリジナルTシャツ1枚ゲット!
でも、赤丸食堂の天保山チキンカツのセールスポイントはこれで終わりではありません。このカツのお供になる白ごはん、プラス300円でマンガ盛りにすることができるんです。
チキンカツと合わせて総重量2kgにも達するというこのコンビは大食いチャレンジメニューにもなっていて、30分以内で完食した方には赤丸食堂オリジナルTシャツがプレゼントされるそうな。
さらに、この「天保山チキンカツ+マンガ盛りご飯」セットを3回完食すると、チキンカツ10枚と天保山チキンカツを遥かに超えるボリュームの「富士山チキンカツ」にもチャレンジできるとか。もう話が異次元すぎて、頭の中の感覚が麻痺してきました…
食べきれなかったら追加料金なしでお持ち帰りOK…食べ切る自信がない人もご安心を
「天保山チキンカツ+マンガ盛りご飯」に興味はあるけれど、食べ切れる自信が…というあなた、大丈夫。食べきれなかった分はお持ち帰り用の「残念パック」に詰め込んで自宅でゆっくり食べることもできるんです(しかも追加料金なし!)。
そもそも、最初からお持ち帰りの前提で赤丸食堂のチャレンジメニューを注文する人もいるんだとか。これ一食で1日の食事をカバーしてしまうサービス精神旺盛の神メニュー、もっと早く学生時代に知っていればなぁ…と、ちょっと残念な気持ちになってしまいました。
メガバーグのマンガ盛り定食:通常の3倍はある巨大ハンバーグが霞んで見える…本物のご飯マンガ盛りの恐るべき破壊力
今回僕が注文したのは、天保山チキンカツと並んで赤丸食堂が誇るデカ盛りメニュー、メガバーグ定食。天保山チキンカツはさすがに油で苦戦しそうでヒヨってしまったのですが、その点ハンバーグならデカくても大丈夫だろう!ということでのチョイスとなりました。もちろん、ご飯はマンガ盛りです。
注文してから待つこと約10分。運ばれてきた定食は…
このように、ご飯に違和感ありまくりのビジュアル。奥にある味噌汁椀や小鉢が通常のサイズですので、それと比較してもらったら画像越しでもそのボリュームがイメージできるのではないでしょうか。
横から見るとこんな感じ。右のハンバーグと比べても圧倒的に大きな存在感が…ここで忘れちゃいけないのは、ハンバーグも約450gと、通常サイズのハンバーグの3〜4倍の重量があるんです。これぞ本物のマンガ盛り。このボリュームを見たら、同じくご飯マンガ盛りを提供している他店はどう感じるでしょうか?
一方のハンバーグを割ってみるとこんな感じ。上の画像ではわかりにくいかもしれませんが、厚さは優に3〜4cmはあるんですよ。中心にほんのわずか赤みが残るくらいの焼き加減。その色からは、牛ひき肉の比率が多そうな印象を受けます。
では、食べていきましょうかね…ハンバーグは肉汁あふれるタイプではなく、肉の旨味を閉じ込めた感じ。程よい弾力があって食べ応えがある一方、家庭的な味のデミグラスソースがたっぷりかかっていて最後までしっとりとしたまま食べ進めることができます。
でも、問題は白ごはんの方。見た目もインパクト大ですが、さらに上から押しつぶすようにご飯を盛られているので、見た目以上にボリュームがあるんです。もしかしたら通常の茶碗5〜6杯分ではきかないかもしれません。
これだけライスがあると後半おかずがなくなって苦戦しそうですが、ハンバーグにたっぷりかかったデミグラスソースのおかげで助かりました。15分くらいで無事完食しましたが、さすがにお腹はちょっと苦しくなりました。
このように「満腹保証」を掲げている赤丸食堂…看板に偽りなしですね。本物のフードファイターならいざ知らず、普通の大食いさんレベルなら赤丸食堂の定食+マンガ盛りライスで十分満足できるはずです。
ぜひ一度、本物のマンガ盛りを体験してみては…赤丸食堂へのアクセスは、最寄り駅のJR環状線・弁天町駅から徒歩7分
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
P.S. 大阪で美味しい和食をお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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