赤福餅と言えば三重県、特に伊勢に行った人が買ってくるお土産の定番中の定番。もしかしたらあなたにも「また赤福餅か…」と心の中では思いながらも「ありがとう!」と笑顔でお礼を言った経験があるかもしれません。
その伊勢土産のド定番・赤福餅ですが…伊勢神宮 内宮へ向かう「おはらい町」沿いにある赤福 本店では、出来立てホヤホヤの赤福餅を食べることができるんです。出来立てとお土産用で「味が違う!」と感じるのはよくある話。出来立てホヤホヤの赤福餅がどんな味なのか、楽しみにお店に向かっていくと…
伊勢神宮参拝前後に五十鈴川を眺めながらほっこり休憩…赤福 本店はこんなお店
僕が赤福 本店を訪れたのは、伊勢神宮 内宮を参拝した後の朝9:30頃だったのですが、店頭にはお土産に赤福を買って帰ろうと結構な人だかりができていました。さすが伊勢神宮、他の神社とは参拝客の数が違います。しかも、こんな朝早くから…と思ったら、赤福 本店は伊勢神宮の参拝開始時間に合わせて毎朝5時から営業しているんだとか。朝5時開店の飲食店って、僕自身初めてかもしれません。
店頭のレジはテイクアウト用とイートイン用の2つに別れていて、店内飲食の場合も先に会計を済ませてから店内に入ります。メニューは赤福餅がお盆に乗った「赤福 盆(お値段 税込400円)」1つのみ。ササっと支払いを済ませてお店の奥に入っていくと、ちょうど反対側は五十鈴川が流れているんですね。壁一面が取っ払われていて、外の眺めは抜群。縁側や座敷に自由に腰掛けて、五十鈴川のせせらぎを眺めながらのんびりできる環境が整っています。日本人であれば誰でもほっこり落ち着ける空間…これだけでも、僕は「このお店に来て良かったな…」と思えます。
赤福 本店で食べる出来立てほやほやの赤福餅「赤福 盆」、実際食べてみてどうだった?
それでは、赤福 本店の唯一のイートインメニューである赤福餅「赤福 盆」をご紹介しましょう。画像はこちら…
お盆に乗った赤福餅が2つにほうじ茶…このほうじ茶は有機栽培された三重県産の伊勢茶で、赤福餅に合うように特別にブレンドされたものなのだとか。その辺のカフェに行けばコーヒー一杯で同じくらいの値段がするわけですから、この赤福 盆は値段的にもお得なセットだったりします。
で、この出来立てほやほやの赤福餅ですが、あっさりしていながら風味豊かな小豆味のあんこに、もっちりと柔らかいお餅…特にお餅の柔らかさには驚きました。時間が経って食べるお土産の赤福餅とは、この辺は全然違いますね。実はお持ち帰り用と店内飲食用の赤福餅は作る工程も微妙に違っていて、お持ち帰り用は機械で作っているのに対して、店内飲食用は職人さんが丁寧に1つ1つ作っているんだとか。そんな話を聞けば、それだけでもお店で食べる赤福餅の味が一段上に上がるような気がしませんか?
最後にほうじ茶で口の中に残ったあんこをスッキリ洗い流してお店を退店。このほうじ茶も香ばしさがありながら透明感もあって、一口二口飲めば確実に口の中がリフレッシュします。このほうじ茶、おかわりできないのかなぁ?赤福餅も含めてですが、お茶を片手に縁側からの景色をもう少しゆったり楽しめたらいいのに…と思いながら、後ろ髪を引かれるような気分でお店を後にしました。
テイクアウトでは赤福餅の他に「白餅黒餅」なる新商品も…赤福 本店へのアクセスは、近鉄鳥羽線・五十鈴川駅からCANばす 鳥羽水族館・ミキモト真珠島行きで神宮会館前バス停下車、徒歩3分
そんな赤福 本店では、もちろん赤福餅のテイクアウトにも対応しているのですが、伊勢土産のド定番・赤福餅の他に「白餅黒餅」なるメニューがあるんですね。知らなかったなぁ…なんでも、この白餅黒餅は新型コロナ禍を経て誕生した新商品なんだそうな。これでほぼお決まりコースだった伊勢土産の赤福にちょっと変化を加えられますね。今のところお店では食べられないこともあるので、帰りに一箱買ってみるのもおすすめです。
それでは、お店の詳細です…
赤福 本店 5点満点中
住所:〒516-0025 三重県伊勢市宇治中之切町26
電話番号:0596-22-7000
営業時間:5:00-17:00(繁忙期は営業時間の変更あり)
定休日:無休
駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用)
クレジットカード払い:可(PayPayや電子マネー、交通系ICにも対応)
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