沖縄本島では希少な店【宮良そば 浦添店】へ行ってきた

沖縄そばの中にも地域ごとにスタイルが違うことは何となく知っていたのですが、石垣島など八重山諸島のご当地そばが食べられるお店が沖縄本島にあると聞いて、令和7年の沖縄訪問に合わせてそのお店・宮良そば 浦添店行ってきました。なんでも、沖縄本島で八重山そばを食べられるお店ってかなり希少みたいなんですよね。今のところ僕には石垣島に行く予定はないし、ならばこのタイミングで八重山そばを体験してみよう！ってわけです。とある平日の午後、お店のある浦添市へ向かっていったのですが…

八重山そばと同じく、他店ではなかなかお目にかかれないとある沖縄郷土料理が人気…宮良そば 浦添店はこんなお店

宮良そば 浦添店は、那覇市から沖縄市までを結ぶ国道330号線沿いにお店を構えています。お店は沖縄そばの店としてはかなりの大型店舗で、食べログ情報では総席数が80席もあるようです。飲食スペースの一角には、お店の商品を扱う売店コーナーがあって、ドライブインとしての機能も兼ねていそうなお店。お一人様から小さな子供連れの家族客まで、どんな状態でも利用できる使い勝手の良いお店ということには間違いありません。

さて、各テーブルにはタブレット端末が備え付けてあって、このタブレットを使って注文を行います。後で少しご紹介しますが、このお店では八重山そば以外にも数種類の沖縄そばが食べられます。中でも僕の目を引いたのが「山羊そば」。かつて具志堅家で食べたあの山羊肉が入っているということですか…ちょっと試してみたい気もするけど、今回はパスかな。でも、これらの沖縄そばよりも露出度が高い「骨汁」っていうメニューには心惹かれましたね。豚肉の骨が豪快にドーン！と入った煮込み料理。これも他店ではなかなかお目にかかれない沖縄郷土料理らしいです。う〜ん、どっちにしよう…

迷った結果、選んだのはこちら…宮良そば 浦添店で食した八重山そば、実際どう？

メニューを眺めながら迷うこと数分間、結局僕が宮良そば 浦添店で注文したのは八重山そば。大・中・小の3つのサイズが選択できて、僕が注文した大サイズはお値段 税込で1080円なり…

注文してから待つこと約5分、目の前に運ばれてきた八重山そば（大）はこんな感じ。細切りの豚肉とかまぼこのトッピングを見て「おっ、ちょっと違うな…」と思いましたが、これが八重山そばの特徴の1つ（特に、かまぼこは八重山の特産品なんだそうな）。

そしてもう1つの大きな特徴が麺。八重山そばでは、細くて縮れがない丸麺が用いられるんだとか。実際の麺はちょっと角が立っている感じでしたが、確かに今まで食べてきた沖縄そばとは食感変わりますね。ラーメンで言う中太麺くらいの太さで表面はツルッとしていて、結構しっかりしたコシがあります。喉越しもスムーズ。今回は大サイズで注文しただけあって、ボリューム的にも文句ありません。

で、一方のお出汁は、豚骨や鰹、昆布、野菜を6時間以上かけてじっくり炊いた甘く優しい味。でも、優しいとは言っても味はしっかり出ていて、高江洲そばのお出汁のような物足りなさは感じられなかったですね。なので…

紅生姜やコーレーグースなど多様な卓上調味料が備え付けてありましたが、僕は今回味変することなく最後まで食べきっちゃいました。お腹も十分に満たされたし、宮良そば 浦添店の八重山そばには十分満足でした。ただ、お店を出る時に1つだけ心残りが。やっぱり骨汁も食べたかったなぁ…

宮良そば 浦添店のその他のメニュー例（値段は税込）

• 山羊そば（中）　1680円
• 肉盛りそば（大のみ）　1390円
• てぃびちそば（中　1100円
• 旨肉野菜そば（中）　1050円
• ゆし豆腐そば（中）　960円
• 素そば（中）　650円
• お子様そば（小のみ）　650円

沖縄そばの全国発送にも対応…宮良そば 浦添店へのアクセスは、沖縄ゆいレール・旭橋駅から琉球バス90系統具志川バスターミナル行きで嘉数バス停下車、徒歩4分

そんな宮良そば 浦添店では、八重山そばをはじめとする沖縄そばなどの全国発送にも対応しています。お店のオンラインショップによると、今回僕が食べた八重山そばが2食分で税込4100円から。一見「高い！」と思うかもしれませんが、これは送料+税込みの値段表記のため。送料は大きく変わらないので、逆に多く買えば買うほど値段は安くなっていきます。さらに会員登録をすれば常時5%offの値段で購入できるのに加えて、様々な追加割引の制度があります。これを機会に、一度お取り寄せで沖縄そばを楽しんでみませんか？

それでは、お店の詳細です…