「京都ならではの寿司」を探して情報を集めている最中、「ちらし寿司でミシュランのビブグルマンを獲得したお店がある」というののを知りました。それが今回ご紹介するすし善というお店。「そういえば、最近ちらし寿司を食べてないなぁ…」ということもあり、そのちらし寿司を食べてみたくなって、とある平日の午後にお店に向かいました。ミシュランが認めた京都のちらし寿司がどんなものか、あなたも興味ありませんか?
昭和14年創業で、今は2代目と3代目が一緒に厨房に…すし膳はこんなお店
でもその前に、軽くお店の概要を説明しておきましょう。すし善は三条通を鴨川サイドから西へ歩いていき、烏丸通を超えて少し歩いたところにお店を構えています。元々は魚屋として始まって、昭和14年に寿司屋ののれんを掲げて今に至るので、寿司屋としては今年で創業86年ということになります。その長い歴史を物語るかのようなレトロ感満載の外観が、好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか?一方で、その古風な外観から高級寿司店とは違った威厳のようなものも伝わってきて、ミシュラン抜きにしても只者ではなさそうな雰囲気を僕は感じました。
意を決して引き戸を開けると、外観と同じく年季の入った、でも決して不潔ではなくむしろヴィンテージ感を醸し出した空間が中にありました。客席数はカウンター席6脚と小上がりの座敷席を合わせて全部で18席。カウンターの向こう側にある厨房では、2代目と3代目の2世代のご夫婦と思われる方々が役割分担をしながら仕事に励んでおられました。それを見て、僕もほっこりした気分になれました。親子で一緒に仕事をする姿を見るのって、いつ見てもいいものですよね。
大量の錦糸卵の下に海鮮ネタがびっしりと…ミシュランのビブグルマンを獲得したすし善の看板メニュー・ちらし、実際食べてみてどうたった?
それでは、今回僕がすし善で注文した、ミシュランのビブグルマン獲得の看板メニュー・ちらし(お値段 税込1850円)をご紹介しましょう。注文を終えてから待つこと約5分、目の前に運ばれてきたちらしは…

寿司桶を埋め尽くすように錦糸卵が乗った状態で、一見これが本当にちらし寿司?って思ってしまうようなビジュアルになっています。しかし、この錦糸卵の下には…

酢飯を完全に覆って余りあるほどの海鮮ネタが。マグロの赤身やタイ、イカ、タコなど、全部で5-6種類の具材があったかなぁ……その具材の上に煮詰めのようなとろみのついた甘口のタレがかけられて出てくるので、醤油などで味付け不要でそのまま最後まで食べられます。

複数の海鮮ネタを一気に口の中に入れてマリアージュさせるのがちらし寿司の大きな楽しみではありますが、すし善のちらしはその海鮮ネタのボリュームが段違い。なにせ、一般的なちらし寿司には椎茸やきゅうりなども含まれていますが、このちらしは錦糸卵を除けば全て海鮮ネタですから。これだけの魚介を食べられるのであれば、お値段 1850円は全然納得…というか、むしろ安いと感じます。そうそう、シャリはきし鮓のような出汁感のあるシャリではなく普通に酢飯でしたが、この酢飯と甘口濃厚タレも、うまく表現できないけれどよく合うんですよね。5分足らずであっという間に完食となりました。
すし善のその他のメニュー例(値段は税込)
- 上にぎり 3400円
- 上盛合わせ 2800円
- にぎり 2400円
- 穴子ちらし 2200円
- 盛合わせ 1850円
看板メニューのちらし寿司はテイクアウトも可能…すし善へのアクセスは、最寄り駅の京都市営地下鉄烏丸線(東西線)・烏丸御池駅から徒歩4分
さて、今回ご紹介したすし善の看板メニュー・ちらし寿司はテイクアウトも可能です。繁華街の主要ホテルからお店までは徒歩圏内なので、地元民だけじゃなく旅行者もホテルでの間食用などに1つ買って試してみてくださいな。ちなみに、ちらし寿司のグレードアップバージョン・上ちらし(お値段 税込3300円)もお持ち帰り可能。海鮮ネタのボリュームがさらに大きく増えるらしいので、魚介を思う存分楽しみたい時には上ちらしの注文がおすすめです。
それでは、お店の詳細です…

すし善 5点満点中
住所:〒604-8203 京都府京都市中京区衣棚町41−2
電話番号:075-221-3848
営業時間:10:00-18:00
定休日:土日祝日
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)


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