最近日本人にも認知度が上がってきた、タイ料理の代表メニュー「ガパオライス」。元々はタイ国内どこにでもあるお惣菜屋さんの、数ある献立の中の1つにすぎませんでした。なぜこんなに人気が出てきたのか分かりませんが、最近テレビやネットなどで簡単レシピがよく紹介されているようですね。
そんな日本で人気急上昇中のガパオライス…実はタイでは、日本よりはるかに進んで「こんなのあり?」と思ってしまうような新しいスタイルが次々と登場しているのです…
ガパオライスのレシピに変革!新しい味を求めて作り方を探求し続ける本場バンコクの人気店とは…
やって来たのは、BTSチョンノンシー駅を出てすぐのところにあるPROWというお店。このお店はガパオライスのアレンジメニューを次々と世に出していき、最近ネットで注目を集めている人気店の1つです。
店内は2人がけのテーブル席が5~6席、窓際のカウンター4~5席とこじんまりしていて、ファーストフード店を思わせるような内装です。
でも使っている食材は割と高級そうです。メニューを見ると牛サーロイン肉を使ったガパオライスもあったりします。立地もあるでしょうが、お値段もお惣菜屋で買うガパオライスよりは割高です。
目玉焼きの代わりにチーズをトッピング!トロトロチーズと一緒に食すガパオライスのお味はいかに?
今回オーダーしたのは、目玉焼きの代わりにトロトロチーズをトッピングしたガパオライス(英語表記 Pork Tenderloin Kaprow Rice with Bacon and Cheese Topping,)、辛さLevel 2, トッピングなし 165THB(+サービス料10%)。さらにオプションでチキンやエビなどの材料から付け合わせを自由にチョイスしたり、お好みの辛さをLevel 0からLevel 5(+1段階)の中から選べたり、自分好みのスタイルにカスタマイズできるのも魅力です。
注文して待つこと約5分。チーズ入りガパオライスが丼で運ばれてきます。日本人としては丼スタイルはお馴染みですし、真ん中の焦げ目がついたチーズが食欲をそそります。
ナンプラーベースのたれがしっかり染み込んだジャスミンライスに、角切りになった柔らかい豚肉。これらが口の中で咀嚼とともに優しくほぐれていき、同時にスイートバジルの爽快感が立体的に広がります。辛さはLevel 2でも結構辛いのですが、それを癒すのがガパオの上を覆うトロトロのチーズ。試みとしてはとても面白いですね。
では、トッピングの定番「半熟の目玉焼き」と今回の「とろけるチーズ」…ガパオライスのトッピングとしてどちらが上でしょうか?
正直言って、ガパオのトッピングにトロトロ感を期待するなら半熟目玉焼きの方が上です。でも、目玉焼きの黄身に火が通り過ぎているとガッカリしませんか?チーズトッピングのメリットとしては、まずトロトロを確実に体感できるということが挙げられそうです。もちろん卵アレルギーの方や半熟卵が苦手な人にもおすすめできます。
それでは、お店の詳細です。
住所:Naradhiwas Rajanagarindra Rord, Silom, Bang Rak, Bangkok 10500
営業時間:11:00-21:00
電話番号:086-345-7705
休日:無休
P.S. PROWの近くには、こんなお店もあります…
PROWの近くにあるお店リスト
・Saxophone:ジャズバー
・ニッタヤガイヤーン:ファミレス
・タリンプリン:タイ料理レストラン
コメントを残す