兵庫・姫路の実力派洋食店【洋食屋ワタナベ】に行ってきた

兵庫・姫路に「連日行列が絶えない洋食屋」があると聞いて、どんなものか試すべくそのお店・洋食屋ワタナベに行ってきました。Googleマップによると、JR姫路駅から姫路城への道中で立ち寄れそうな場所にお店があって、僕のようなよそ者の観光客にも利用チャンスがありそうなお店のように感じました。実際、お店の評判を聞きつけて遠方からやってくるお客さんも少なからずいるそうですよ…

神戸にあるガチ洋食の店とは違ってアットホームな雰囲気あり…洋食屋ワタナベはこんなお店

平日ではありましたが、開店前の行列も想定して開店時間30分前の10:30に洋食屋ワタナベに到着できるように自宅を出発。ほぼ予定通りに到着してポールポジションをゲットできたのですが、その後のお客さんの集まりを見て「早く来ておいてよかったな…」と思いました。店頭に設置された椅子に座って待機していると、その10分後くらいからお客さんが集まりだして、開店時間には15人くらいは来てたんじゃないかなぁ…僕が食事を終えて退店する時には店頭に行列ができてましたから、平日じゃなく週末や祝日ならものすごいことになっていたかもしれません。

店内に入ると、ウッディーで明るい内装のこぢんまりしたスペースに、客席はカウンター席4脚とテーブル席を合わせて全部で16席ありました。神戸にあるガチ洋食の店とは違って、アットホームな雰囲気がありますね。これで料理が美味しいとなれば、「そりゃあ人気になるよなぁ…」って感じです。子供連れでの訪店もOKなので、入店までの待ち時間に目を瞑れば家族客にも利用しやすいお店だと思います。

主役級メニューが3種類も楽しめる！洋食屋ワタナベのお昼の看板メニュー・Wランチ、実際試してみてどうだった？

それでは、この日の僕が洋食屋ワタナベで注文したお昼の看板メニュー・Wランチ（お値段1600円+税）をご紹介しましょう。席に着いてから5分ほどで、まずはコーンスープが運ばれてきます…

この日は寒かったので、温かいスープは本当に助かりました。このスープを飲んで身体が少し暖まった頃に…

Wランチとライスが目の前に運ばれてきました。このワンプレートにはデミグラスソースがたっぷりかかったハンバーグにカニクリームコロッケ、そしてエビフライがギュッとコンパクトに収められています。洋食の主役級メニューが3種類も楽しめる豪華なランチ…「Wじゃないじゃん！」と心の中でツッコミを入れたところで、ご主人の名前がワタナベさんだったのを思い出しました。

では、まずはハンバーグからいただいてみましょうか…箸を当てると反発を感じるくらいしっかりした造りで、赤身肉主体の肉肉しさがあるハンバーグでした。そしてこれにかかったデミグラスソースは、濃厚なコクがありながら酸味や香りは控えめで、ほんのり苦味のある大人好みな味付け。ソースが目立ち過ぎず、しっかり肉の旨みを前面に出しながら、さりげなくソースの旨みをアドオンしているような感じがしました。

その隣にあるカニクリームコロッケは、表面はカリッとやや硬めに揚がっていながら、中はとろっとろのクリームが満たされたヤバいやつ。クリームのまったり濃厚な旨味とほんのり香るカニの風味がたまりませんなぁ。で、このクリームとデミグラスソースのブレンドもまた違った旨みが楽しめるようになっていいんですよね。ハンバーグだけじゃなく、このコロッケにもソースをかけてくれてありがとうございます！って感じです。

そして最後に控えたエビフライ、画像では伝わりにくいと思いますが、こいつもなかなかのボリューム感があります。もちろん中の海老はプリップリ。外の衣もカラッと揚がっていて、酸味控えめの自家製タルタルソースで思っていたよりあっさりペロリといただけました。

こんな感じで洋食屋ワタナベの看板ランチメニュー・Wランチを堪能してお店を退店。さすが平日でも行列ができるだけのことはありますね。この日の朝早起きして姫路までやって来た労力は十分に報われました。こんなお店が家の近くにあるのなら、そりゃあ通いたくなりますよ。姫路駅周辺で気軽に洋食を食べられるお店として、このお店は事前からリストアップしておく価値があると思います。

洋食屋ワタナベのその他のランチメニュー（値段は税別）

• ポークカツレツランチ　1300円
• オムライスランチ　1300円
• 日替わりランチ　1300円（この日のメニューはタルタルソースのカキフライ）

注：ランチタイム限定でランチサラダ（+300円）、ライス大盛り（+100円）、エビフライ（1尾250円）で追加可能です。

グリル末松仕込みのビフカツも食べられます…洋食屋ワタナベへのアクセスは、最寄り駅のJR山陽本線・姫路駅から徒歩11分

そんな洋食屋ワタナベでは、神戸の名物の1つであるビフカツ（ビーフカツレツ）も食べられます。ご主人が三宮の人気店・グリル末松の出身ということなので、それだけで上質なビフカツが食べられるのは保証されたようなものですね。まあ、令和7年2月現在でお値段 2000円+税（単品）と、お値段も高級店クオリティーなのですが…もしあなたが「美味しいビフカツは食べたいけれど、神戸まで行きたくないよ…」というお考えなら、一度ここででビフカツを試してみてくださいな。

それでは、お店の詳細です…