神戸が誇る名店の2号店【もっこす石屋川店】に行ってきた

神戸市民のソウルフードと呼ばれる中華そばの店・もっこすの2号店である石屋川店に行ってきました。先日御影公会堂食堂にビフカツを食べに行った時にたまたまお店を見つけて、「おっ、懐かしいなぁ…」と気分が盛り上がって後日に再訪することに決めました。僕自身もっこすへの訪店は今回3年以上ぶりになるわけですが、今回は定番の中華そばではなく、総本店にはない別のラーメンを試してみたくなりました。そのメニューが何なのかはこの後ご紹介していきますので、このまま最後まで記事を読み続けていってくださいな…

兵庫有数のラーメン激戦区にあるレジェンド店…もっこす石屋川店はこんなお店

もっこす石屋川店は国道2号線を神戸方面に向かって進んでいき、石屋川を超えたところにお店を構えています。この辺りは兵庫でも有数のラーメン激戦区で、少し先に行ったところに二郎インスパイア系のラーメン荘歴史を刻め 六甲道があったり、そのさらに先に行けばつけ麺 繁田を筆頭として行列店が乱立状態のエリアがあったり…そんな人気店密集エリアで古くから営業を続けているこのお店は、ある意味このエリアのレジェンド的存在と言えるのではないでしょうか。大倉山にある総本店の創業から50年近く続く続いているわけですから、周りにあるお店とはちょっと格が違うという言い方もできるかもしれません。

店内に入店して、券売機で食券を購入して空いている席に座ります。店内の客席数は、食べログ情報でカウンター席のみ25脚。レトロかつ素朴な雰囲気で、昔懐かしの中華そば屋って感じのお店です。最近流行りのラーメン屋にはない、この雰囲気が時々猛烈に恋しくなるんですよね…

総本店にはない第二の味…もっこす石屋川店で注文したみそラーメン、実際どんな味だった？

今回僕がもっこす石屋川店で注文したのは、もっこす総本店のメニューにはないみそラーメン（お値段 税込1050円）。食券を店員さんに手渡してから待つこと5分弱、目の前に運ばれてきた味噌ラーメンは…

こんな感じで、中央に刻みネギがこんもりと盛られていて、丼の縁に沿って花びら状に並べられたチャーシューが少なくとも5〜6枚はありますかね。標準ラーメンなのにチャーシューメン規格になっていて、予想外のラッキーな出来事にちょっと心躍りましたね。

それでは早速、スープからいってみましょうか…スープの色的に赤味噌が多めに入っているんでしょうか？その味噌のコクがメインで感じられる一方、出汁系の旨味は控えめな印象です。脂もそれほど浮いてないし、あっさりではないけれどスッキリしたスープになっています。今まで僕が食べてきた味噌ラーメンの中でも、かなり刺激がマイルドな部類に入ると思います。

一方、これに合わせる麺は低加水系のストレート細麺。硬めの茹で加減で歯応えあり。この辺はもっこすの中華そばの特徴と言ってしまってもいいのかな？スルスルとすすりやすいのもあって、調子良くすすっていて気づいたら麺がなくなっていました。下手したら、二日酔いや風邪で胃がやられている時でもこれなら食べられるかもしれません。

そしてすでにチャーシューメン仕様でかなりの枚数入ったチャーシュー。赤身と脂のバランスが良く、肉の旨みと脂の甘みを一緒に楽しめます。

最後に、もっこすではお馴染みの豊富な味変調味料。今回この中からフライドガーリックを試してみましたが、個人的にはちょっと合わなかったかな…味変しないまま食べ切る方が良さそうです。味噌ラーメンとしては少しインパクト弱めな気がするので、味変調味料がハマるといいんですけどね。次の機会があれば他のやつをいろいろ試してみようかな。

もっこす石屋川店のその他のメニュー例（値段は税込）

• 中華そば　1000円
• チャーシューメン　1200円
• みそチャーシューメン　1250円
• バクモリ葱ラーメン　1000円

注：それぞれ大盛りはプラス150円。

店内でお持ち帰り用インスタント生中華めんを販売中…もっこす石屋川店へのアクセスは、最寄り駅の阪神電鉄・石屋川駅から徒歩5分

そんなもっこす石屋川店では、店内でお持ち帰り用のインスタント生中華めんを販売しています…

2人前の麺と濃縮スープ付きでお値段 税込500円。これなら店内で食べるよりめっちゃ安上がりですよね。オプションで焦がしニンニクも購入できるし、自宅でもかなりお店の中華そばに近いものが作れるんじゃないでしょうか？いつでも好きな時に食べられるように、神戸のソウルフードを自宅で保存しておくのもいいアイデアだと思います。

それでは、お店の詳細です…

P.S. 兵庫で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…