前に天神橋筋商店街界隈を歩いていた時に、商店街にえげつない長さの行列を発見したんです。その行列を生み出していたお店が、今回ご紹介する春駒というお寿司屋さん。後でこのお店についてネットで調べてみると、寿司ネタが分厚くて、その上値段も安いことで有名なお店なんだとか。
じゃあ、そのお寿司を実際に試してみよう!という気になって、とある平日の開店時間を狙って春駒 本店に行って来ました。平日なのでそれほど長い行列はできないだろうと希望的観測を持ってお店に向かったのですが、実際はどうだったかというと…
並び方を間違えたら顰蹙もの…春駒 本店の行列の様子と作法を説明します
僕が春駒 本店に到着したのが開店時間の30分前。すでに店頭には数人の人だかりができていたのですが、遠目に見ていて「まあ、こんなもんかな…」という感じでした。
でも、実際にお店の前に到着すると、状況がそんなに甘くないことに気づきます。というのは、店頭に赤いコーンが立っていて…
その後ろにある赤いコーンから続いて並ぶシステムになっているんです。先頭から数えてみたら、もうこの時点で20人以上の長蛇の行列ができていて愕然としましたね。これに気づかず店頭の短い列に並んでしまうと大顰蹙なので、特に初めてお店に行く時には気をつけましょう。
せめてもの救いが、この日は公式の開店時間の15分前にお店を開けてくれたこと。春駒 本店の客席数はカウンター13脚に4人がけテーブル席4卓の25席なので、残念ながら一巡目での入店は叶いませんでした。でも、平日だったこともあってかお客さんの滞在時間は短めで、15分ほどの待ち時間で入店できました。店頭にメニュー表と注文用のメモ用紙が置いてあるので…
待ち時間の間に注文するものを選んでおきましょう(入店後も追加注文できるので、その点はご安心を)…
「春駒 本店は寿司ネタが分厚くて値段も安い」という噂は本当か?検証した結果…
それでは今回僕が春駒 本店で注文したものをご紹介しましょうか。はまち、しまあじ、鯛、とろ、鉄火巻の5種類で、気になるお値段は税込で2360円なり…
席に着いてからほんの2〜3分で、注文した握りと巻物が目の前に運ばれてきました。色合い的に赤いものばっかりで、ちょっと注文失敗したかなぁ…とりあえずその時食べたいものを適当に選んだだけなんですけどね。
では、実食といきましょうか…寿司1貫の大きさは平均的なところだと思いますが、確かにネタは分厚いです。感覚的には回転寿司と比較して最低2倍、厚いものだと3倍以上ありますね。これでお値段が1種2貫150円から(税別)…噂通りお得感は満点です。一番高いネタでも2貫850円ですから、クオリティーを含めたコスパの面では回転寿司を大幅に上回ると僕は思います。
まだまだ胃袋的にもお財布的にも余裕はありましたが、この日はその後に用事があったため上記5品でお会計。これなら連日の大行列も納得がいきますよ。寿司のグレードは違いますが、ボリューム感だけなら酒田にある寿司割烹こい勢よりも上。「ビールや日本酒を片手に寿司三昧でお腹を満たす」なんてハイソな望みも、春駒ならかなりリーズナブルに叶うんじゃないでしょうか?
春駒 本店のその他のメニュー例(値段は税別)
- お造り7種盛り 2700円〜
- うなぎのかば焼き 1200円
- かに酢 1150円
- 数の子付き出し 1150円
- 大とろ 2貫850円
- うに 2貫550円
- あわび 2貫550円
注:春駒 本店ではテイクアウトにも対応しています(容器代別)
すぐ近くにある春駒 支店も大盛況…春駒 本店へのアクセスは、最寄り駅の阪急電鉄・天神橋筋六丁目駅から徒歩3分
そんな春駒には、今回ご紹介した本店から徒歩2分ほどのところに春駒 支店を営業しているのですが、こちらも本店と同じく大盛況で、僕が食事を終えてから支店に寄ってみたら、こちらも20人程度の行列ができてました。ネットの口コミを見ていると、メニューにはほとんど差はないものの、支店の方が大箱でゆったり過ごせるみたいです。支店には宴会用の席も用意されているらしいですしね…というわけで、本店と支店をうまく使い分ければ、かなり充実した寿司ライフを送れるのではないでしょうか?
それでは、お店の詳細です…
春駒 本店 5点満点中
住所:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋5丁目5−2
電話番号:06-6351-4319
営業時間:11:00-21:30(シャリがなくなり次第閉店)
定休日:火曜日(月に1回連休あり)
駐車場:なし
クレジットカード払い:可
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