「バターブレンドコーヒー」って聞いたことありますか?焙煎したてのコーヒー豆にバターを染み込ませるという独自の製法で作られたコーヒー豆(そしてそれを使って淹れたコーヒー)のことで、昭和52年に神戸の御影ダンケという喫茶店で誕生しました。それからもうすぐ50年、「ダンケ」の名を引き継いでバターブレンドコーヒーを提供する喫茶店は東京のアメ横や大阪の心斎橋、箕面など数店舗ありますが、肝心の豆を作れる人は御影ダンケのオーナーさんだけなんだとか。
であれば、やっぱりオーナーさんがいるところでバターブレンドコーヒーを飲みたくなりますよね?ちょうど御影方面で用事があったのも幸いして、ある日のお昼にお店へ行ってきたのですが…
コーヒーメニューがバターブレンドコーヒーだけと、ものすごい覚悟を感じる…御影ダンケはこんなお店
御影ダンケは阪急神戸線・御影駅南改札口を出て、目の前のロータリーを超えて左に曲がったところにお店を構えています。創業50年弱という歴史のある喫茶店なので見た目にも年季の入ったお店なのかな…と思っていたら、なんか高級感あるラウンジみたいな外観で気分が高揚しましたね。
店内もレンガと木目調の内装でシックな雰囲気で、スタバなどとは一線を画する落ち着ける空間になっています。カウンターの向こうで店員さんが一人で黙々と作業をしているのもシブいですね。コーヒーのメニューもバターブレンドコーヒーの一択(ウインナーコーヒーとコーヒーフロートの選択肢はありますが)。ただ高級感があるというだけじゃなくて、バターブレンドコーヒーへの自信とか、「これでダメだったら…」というような覚悟のようなものも感じられます。
注文を受けて豆を挽くところからバターの香りが…御影ダンケの看板メニュー・バターブレンドコーヒー、実際飲んでみてどうだった?
それでは、御影ダンケの看板メニューであるバターブレンドコーヒー(ホット、お値段 税込700円)をご紹介しましょう。画像はこちら…

こんな感じで、少し大きめのコーヒーカップに淹れられた一見普通のコーヒーなのですが、コーヒーの香ばしさと一緒にバターの芳醇な香りもするんですよね。というか、店員さんが注文を受けて豆を挽くところからバターの香りがカウンター内から広がってくるんです。この独特な香りだけは、実際にお店に行かないと伝わりませんよね?
で、そのバターブレンドコーヒーのお味ですが…ダイエットしている人が飲んでいるバター入りコーヒーとは全然違います。こってりするまでバターが入ったコーヒーではなくて、強烈な苦味を持ったコーヒーの味が和らぐ程度にバターを効かせているという感じ。かなりストロングなコーヒーが飲みやすくなっているのに加えて、バターのまったりとした風味でリッチな気分にもなれるという、かなり「大人〜」な感じのコーヒーでした。
こんな感じで、御影ダンケのバターブレンドコーヒーで心も身体もしっかり満たされてお会計。コーヒーももちろんですが、高級感があって静かに過ごせるってところもポイントですね。もしあなたが「スタバだと落ち着かないし、ちょっとな…」と思っているなら、ここはめっちゃおすすめです。家の近くにこんな喫茶店があったら、僕だったら毎週末通い詰めると思います。
全国どこでも通販でコーヒー豆のお取り寄せができます…御影ダンケへのアクセスは、最寄り駅の阪急神戸線・御影駅から徒歩2分
そんな御影ダンケでは、バターブレンドコーヒーを宅急便で全国配送しています。豆をそのまま買っても良いし、ドリップバッグで、あるいはアイスコーヒーで…いろいろな形で楽しめるバターブレンドコーヒーをまずは1回試してみませんか?コーヒー好きな知り合いへの贈り物にもすごく合うと思います。通販ページへのリンクを上に貼っておきますので、もしよろしければお使いください。
それでは、お店の詳細です…

御影ダンケ 5点満点中
住所:〒658-0048 兵庫県神戸市東灘区御影郡家2丁目19−16
電話番号:078-843-6050
営業時間:12:00-20:00
定休日:月曜日
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)
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