生姜のかき氷って…【鍵善良房 高台寺店】実際どう？

令和6年の夏、高台寺のあたりをうろうろしていて、ちょっと雰囲気良さげのカフェを見つけてそのまま入店となりました。そのお店は鍵善良房という祇園にある老舗和菓子店が運営するカフェで、外観から高級感を醸し出していて、ゆったり落ち着けそうなのがいい感じなんです。

でも実は、鍵善良房 高台寺店に即入店した理由がもう1つ。店頭に出ていたメニューの中に…

生姜味のかき氷があったんですよね。「生姜味のかき氷ってマジか！？」って一瞬驚きました。で、次の瞬間には、それを試してみようと思って自然とお店の敷地内に足を踏み入れていたんです。もしあなたも「生姜味のかき氷ってどんな感じなんだろう？」と気になったら、この後ご紹介しますのでこのまま記事を読み進めていってください…

令和6年にリニューアルしたばかりでめっちゃキレイ…鍵善良房 高台寺店はこんなお店

鍵善良房は創業300年以上とも言われる老舗中の老舗。江戸時代の享保年間の資料にお店の記載があることから、このときにはすでにお店が存在していたものと考えられていますが、あまりにも古すぎてお店がいつ始まったのかわからない…ということらしいです。

その2号店にあたる鍵善良房 高台寺店も創業が1983年と、すでに40年の歴史を有します。ただ、店舗自体は令和6年1月にリニューアルオープンしたばかりなので、見た目はめっちゃキレイです。高級感あふれる和風の店内に、食べログ情報で客席数は26席。リニューアルに伴って半個室が使えるようになって、このスペースを予約できるようになったようです。1時間制で席料は税込2000円。ちょっとプライベートな会合なんかで絶好の場所だと思います。

最初に想像していたのとちょっと違った…鍵善良房 高台寺店で食べた生姜味のかき氷、実際食べてみると…

それでは、今回僕が鍵善良房 高台寺店で注文した生姜味のかき氷（お値段 税込1000円）をご紹介しましょう。注文してから待つこと約5分、目の前に運ばれてきたかき氷は…

こんな感じで、お皿から山盛りの氷の頂上に生姜がチョンと乗っています。左にある小さな器の中にシロップが入っていて、お好みでシロップの量を調節できるようになっています。

では、早速氷の上からシロップを回しがけして…

一口パクリといってみましょうかね…生姜と聞くと辛いイメージがありますが、この生姜シロップにはしっかりと甘味がついているので大丈夫。黒砂糖の濃厚な甘みの中に生姜の辛味がピリッと効いている感じで、当初思ってた以上にかき氷にハマっています。

そして氷の方もすっごくきめ細かく削られていて、エアリーでふわっふわ。しかも氷に雑味がないので、氷が溶けるとともにシロップの甘味と辛味がそのままスーッと身体に入ってくるような感覚になるんです。このかき氷なら一杯1000円も全然惜しくないですね。当初の想像通りめっちゃ静かに過ごせるし、このカフェは高台寺周辺ではかなりの穴場だと思います。

鍵善良房 高台寺店のその他のメニュー（値段は税込）

• くずきり（黒蜜 or 白蜜）　1400円
• おうす　800円
• グリーンティー　800円
• 上生菓子　580円
• 水羊間（甘露竹）　500円

和菓子の販売もしています…鍵善良房 高台寺店へのアクセスは、JR京都駅から市バス206系統北大路バスターミナル行きで清水道バス停下車、徒歩4分

そんな鍵善良房 高台寺店では、和菓子の販売もしています。名物の水羊羹「甘露竹」をはじめ、生菓子や餅菓子、和三盆など品数も豊富。少なくとも300年は続いている「超」がつくほどの老舗の商品ですから、和菓子が嫌いな人でなかったら喜ばれないはずがありません。お店に立ち寄ったついでに、京都土産や贈り物もして鍵善良房の和菓子をお持ち帰りしてみてはいかがですか？

それでは、お店の詳細です…

P.S. 京都で居心地の良いカフェをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…