抹茶スイーツが充実！【伊藤久右衛門 宇治本店】に行ってきた

日本三代茶の一角として有名な宇治茶の産地・京都府宇治市には、長い歴史と伝統を誇る宇治茶の専門店が今も数店舗営業を続けています。今回ご紹介する伊藤久右衛門 宇治本店もその1つで、江戸時代の天保3年（1832年）に創業と、もう少しで創業200年にもなる知る人ぞ知る名店。しかし、だからと言って「敷居が高い」ということはなく、店舗の一角に併設されたカフェスペースには地元客やらスイーツ好きの若者やら連日大勢のお客さんが集まってきます。そんなお店に僕も興味を持って、とある冬の1日にお店を利用しようと宇治に向かったところ…

店内を歩いているだけでも楽しくなる…伊藤久右衛門 宇治本店はこんなお店

伊藤久右衛門 宇治本店は、宇治川にかかる宇治橋から少し北に向かって歩いたところにお店を構えています。外から見るとかなり大きな建物で、「さすが200年近くも続く名店だなぁ…」と圧倒される感じでした。店内に入ると左手に広大な売店コーナーがあって、茶葉だけじゃなくチョコレートやロールケーキ、ティラミスなど抹茶を使ったスイーツがたくさん置いてありました。あまりにも品揃えが充実しているので、ただ歩いて商品を見て回るだけでも楽しい気分になっちゃいます。

一方、店内に入って右手にはカフェスペースが併設されているのですが、ここも公式情報で客席数が62席とかなりの広さがあります。お客さんの層も幅広く、僕のようなぼっち客から小さな子供連れの家族客、さらに外国人旅行客の姿もちらほらとありましたね。雰囲気は和モダンって感じで、老舗の気難しそうな雰囲気は微塵もなし。宇治観光中の休憩にはぴったりの場所だと思います。

抹茶を使ったスイーツが一度に6種類も…伊藤久右衛門 宇治本店の源氏物語 いちご抹茶プレート、実際試してみてどうだった？

それでは、この日の僕が伊藤久右衛門 宇治本店で注文した「源氏物語 いちご抹茶プレート」をご紹介しましょう。ドリンクを抹茶、抹茶かぷちーの、アイスグリーンティーの3種類から1つを選べるセットにして、お値段は税込1990円なり…

注文してから待つこと約15分、まずはこんな感じのプレートが目の前に運ばれてきました。このプレートの上に乗ったスイーツはアイスクリーム（バニラ・抹茶）、生チョコ（抹茶・ほうじ茶）、抹茶チーズケーキ、抹茶ロールケーキ、抹茶だいふく、いちご抹茶ミニパフェの6種類。これだけのスイーツを一度に堪能できれば、もう何も言うことはないのではないでしょうか？その日1日をめっちゃハッピーに過ごせるはずです。

基本的にどのスイーツも甘さは控えめになっていて、これだけの量を一度に食べても全然しつこくならないというか、あっさりペロリと食べられちゃいます。その一方で、この抹茶チーズケーキのチーズ感はすごかったな。クリームチーズの濃厚なコクがズシッと舌にのしかかってくるのですが、抹茶の清涼感と渋みが合わさることでお互いの強すぎるところを打ち消しあっていいとこ取りをしている感じ。これほど濃厚なチーズ感は、もしかしたら抹茶があるからこそ出せるものなのかもしれません。

そして、これらのスイーツをある程度消費したところでドリンクの抹茶が到着。この抹茶も通圓本店で飲んだ抹茶と比べてかなりサラッとしていて苦味も控えめでした。元々スイーツも甘さ控えめなのでこれで全然スッキリできるのですが、もしかしたら今の時代の人向けに苦味を抑えているのかもしれません。こんな感じで、長い歴史と伝統がありながらも時代に合わせた変化も厭わない姿勢がこのお店には感じられます。また次に行く時には別の新しいものができているかもしれないし、伊藤久右衛門をリピートする理由は十分にあるんじゃないでしょうか。

伊藤久右衛門 宇治本店のその他のメニュー例（値段は税込）

• 特選よくばり抹茶パフェ　1690円
• 特選伊藤久右衛門パフェ　1390円
• 宇治茶とお菓子のセット　1090円
• 伊藤久右衛門パフェ　1090円
• 抹茶あんみつ　1090円
• 抹茶ぜんざい　1090円
• アイス3種盛り　890円

オンラインショップもやってます…伊藤久右衛門 宇治本店へのアクセスは、最寄り駅の京阪宇治線・三室戸駅から徒歩6分

そんな伊藤久右衛門ではオンラインショップもやっていて、お店で売られている数々の商品を通販で購入することができます。上のリンクからショップのページを開いてもらえると分かりますが、本当にすごい数の品揃えです。こちらも店内同様に、見ていて楽しい気分になってきますよ。抹茶好きならぜひ一度チェックしてみてください。

それでは、お店の詳細です…