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放香堂加琲の明治復刻 石臼挽きコーヒー麟太郎3

日本最古のコーヒーショップ【放香堂加琲】に行ってきた

2025年8月6日 by 大堀 僚介

神戸の元町商店街の中に「日本最古のコーヒー店」を謳う放香堂加琲という喫茶店があります。こういうのを見ると僕は反射的に「ホンマかいな?」と疑ってかかるところがあるのですが、ちょっと調べてみると、本当に日本最古かどうかはともかく、そう名乗ってもおかしくないくらいの歴史と伝統があるお店であることは間違いなさそうです。

となると、その次は当然「日本最古のコーヒーってどんな味なんだろう?」という興味が湧いてくるわけで、実際にそのコーヒーを体験すべく、とある週末のお昼過ぎにお店に行ってきました。「日本最古のコーヒーを飲んだ」という経験があれば、きっと世の中のコーヒー好きに自慢できるようになりますしね…

江戸時代から続く宇治茶の卸売業者が明治7年に創業…放香堂加琲はこんなお店

神戸元町商店街のウェブサイトによると、放香堂加琲は商店街の誕生とともに明治7年にお店をオープンしたようです。親会社の放香堂は江戸時代の天保年間に創業した宇治茶の茶葉を卸売業者なのですが、神戸港の開港にともなって宇治茶を海外へ輸出するとともにインドから珈琲豆を仕入れるようになったんだそうな。その珈琲豆を使って淹れたコーヒーを神戸のお客さんに振舞ったのが放香堂加琲の始まり。その時代と同じコーヒーが飲めるのならば、わざわざ神戸まで足を運んでカフェタイムを過ごす価値は十分にありますね。

さて、その放香堂は茶葉を売る店舗と喫茶店が2店舗並んでお店を構えています。右側にある放香堂 本店は古風な高級茶葉の販売店という感じの重厚な雰囲気があるのに対して、左側にある放香堂加琲はウッディーでモダンな内装になっていて、誰でも気軽に利用できるような親しみやすい雰囲気があります。ざっと数えたところ、店内の客席数はカウンター席4脚を含めて全部で26席。昔珈琲豆を挽く時に使われていたと思われる石臼がさりげなく展示されていて、「これで豆を挽いたらどんな感じになるんだろう?」と想像力を掻き立ててくれます…

これぞ150年前の珈琲の味!放香堂加琲の看板メニュー・明治復刻 石臼挽きコーヒー 麟太郎、実際試してみてどうだった?

それでは、この日の僕が放香堂加琲で注文したお店の看板メニュー・明治復刻 石臼挽きコーヒー 麟太郎(お値段 税込550円)をご紹介しましょう。画像はこちら…

放香堂加琲の明治復刻 石臼挽きコーヒー麟太郎1

画像で香りが伝わらないのは非常に残念ですが、このコーヒーカップから深煎りのビターな香りがいい感じで漂ってきています。ちなみに豆は当時と同じくインド産のみを使用しているとのことですが、インドでも昔からコーヒー豆を栽培しているって僕はこの時初めて知りました。

で、コーヒーの味の方ですが…想像通りビターな味で、酸味はほとんど感じられません。ビターはビターなんですが比較的軽めのテイストになっているので、割とスイスイ飲めちゃいます。あと、ほんのちょびっとですが、粉っぽさも感じます。おそらく石臼で挽いてすごく細かくなったコーヒー豆が、フレンチプレスの網を通り抜けてきたんでしょうね。

そんな粉っぽさが少し原始的な印象を植え付けましたが、逆に「150年前の人がこれと同じものを飲んでいたんだなぁ…」という信憑性も僕の中で高まりました。この粉っぽさについては賛否が分かれるかもしれませんが、逆にこれがなくなったら他店のコーヒーと変わらなくなってしまうのではないか?と僕は思います。ある意味、最近のカフェでは滅多に飲めないであろう珈琲じゃないかと思います。まあ強いて言うならば、この珈琲を飲むならもっと歴史を感じる渋い雰囲気の中で飲みたいってのはありますけどね…

放香堂加琲の黒毛和牛カレー2

【おまけ】今回のおまけは、放香堂加琲の数量限定フードメニュー「黒毛和牛カレー(単品、お値段 税込950円)」。黒毛和牛入りのカレーがたったの950円!と心躍るネーミングですが、実際出てきたカレーの中には小さな牛肉が3切れだけ入っていて、他は具材なしの「ほぼプレーン」なカレーでした。まあ、やむなしですな…

でも、カレー自体はしっかりできていて、ルーはとろみがありながらきめ細かく、深いコクと後からじんわり効いてくるスパイシーさがあります。コスパ的にも文句ないし、逆に「黒毛和牛」と名前に入れている方がマイナス印象になってしまうんじゃない?って思いました。

放香堂加琲のその他のドリンクメニュー(値段は税込)

  • 日替わりホットコーヒー 500円
  • 水出しアイスコーヒー 500円
  • カフェ・オレ(ホット or アイス) 550円
  • コーヒーフロート 600円
  • 季節のジュース 500円
  • ミルク(ホット or アイス) 400円

石臼挽きコーヒー 麟太郎は通販でも購入できます…放香堂加琲へのアクセスは、最寄り駅の神戸市営地下鉄海岸線・みなと元町駅から徒歩2分

そんな放香堂加琲の看板商品・石臼挽きコーヒー 麟太郎のコーヒー豆は、店頭でドリップバッグ式の商品として販売されているのに加えて…

放香堂加琲の売店コーナー

オンラインショップを利用して通販でお取り寄せも可能です。通販ページによると、このコーヒー豆はフレンチプレス専用になっているので、その点は購入前にご注意を。それはさておき、この石臼挽きコーヒー 麟太郎、個人的にはキャンプなどアウトドアで飲むのにすごく合っているような気がします。そんな機会があれば、大自然の中での石臼挽きコーヒーを一度試してみてくださいな。

それでは、お店の詳細です…

放香堂加琲 5点満点中

4

住所:〒650-0022 兵庫県神戸市中央区元町通3丁目10−6 放香堂ビル 1F
電話番号:078-321-5454
営業時間:9:00-18:00
定休日:水曜日
駐車場:なし
クレジットカード払い:可(PayPayや電子マネー、交通系ICにも対応)

JR神戸線・元町駅からだと徒歩4分で行けます。

P.S. 兵庫で居心地の良いカフェをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…

【兵庫カフェファイル】人気ランキング常連の行列店から穴場店までおすすめ全4店舗
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カテゴリー: フード, 兵庫, 日本タグ: カフェ・デザート, カレー

About 大堀 僚介

学生時代からバックパッカーとして、主に東南アジア諸国を歩きまわる。これまでの訪問国数は20カ国以上。現在も出張を口実に国内外へ旅行して、ローカルフードを食べ歩くのを趣味としている。

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複数の仕事を掛け持ちしながら、余暇を使って食べ歩きや小旅行に勤しむ。元バックパッカーで行動力に自信あり。「思い立ったら即行動」が信条。

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