食堂マルシン|肩の力を抜いて食事ができる学生に人気の素朴な定食屋
2019年2月に、東大路丸太町に1軒の食堂がオープンしました。その名は食堂マルシン。あの中華の名店・マルシン飯店とはまったく関係がないのですが、学生さんが多いエリアということもあり、結構若者で賑わっています…
2019年2月に、東大路丸太町に1軒の食堂がオープンしました。その名は食堂マルシン。あの中華の名店・マルシン飯店とはまったく関係がないのですが、学生さんが多いエリアということもあり、結構若者で賑わっています…
京言葉(いわゆる京都弁)で「すいば」というものがあります。「お気に入りの場所」という意味があり、そこには「人には教えたくない秘密の場所」というニュアンスも含まれます。 そんな「すいば」という言葉を店名にした立ち飲み屋が、 …
昔から創作料理でグルメ通の間で有名だった、京都の室町高辻にある「創作料理とおすし 希味室町店」。以前は仏光寺近くにもう一店舗「びすとろ希味仏光寺店(もともとはこちらが本店?)」がありましたが、現在は閉店して希味室町店一本 …
昭和的な雰囲気を残す店は数多くありますが、戦前の雰囲気をそのまま残した店には滅多にお目にかかれません。もしそんな雰囲気のお店で食事をしたいと思ったら、今回ご紹介する権兵衛はうってつけです。祇園の南座にほど近く、有名人も通 …
大阪のビジネス街・本町。ここに、ミシュラン2つ星獲得の和食店「一汁二菜うえの」が小さな居酒屋を出しています。その居酒屋の名は「番屋燁(はな)」といって、日本酒好きには定評のある人気店です。 その番屋燁ですが、平日のランチ …
宇和島鯛めしは、漁師たちが火の使えない海の上での酒盛りの際に、ご飯の上に生の鯛の身をのせて食べたのが始まりとされています。以来、新鮮な鯛の刺身をご飯にのせて食べるのが宇和島流の鯛めし。 その宇和島鯛めしを100年以上提供 …
幸か不幸か、2019-2020年の京都の冬は、今のところそれほど寒くありません。暖冬は過ごしやすい一方で、冬に美味い食べ物のありがたみが半減…という一面を持ちます。 とは言え、このまま待っていても寒くなる気配がないのであ …
今年度初めてのおでんはここにしようと心に決めていたお店。麩屋町103(旧:麩屋町うね乃)とは、京都で有名なお出汁の専門店「うね乃」が運営していたおでん屋です(令和5年4月8日から事業引き継ぎで現店名に変更)。鍋とともに日 …
2020年の正月。京都市内で朝ごはんを出してくれる店がないかとネットリサーチをしていたら、偶然「鰹節丼専門店」なるものを見つけました。世の中に丼メニューは数多くあれど、鰹節丼とは初めて聞く名前。それは丼物の新たな1ページ …
京都市内の観光スポットの1つ、錦市場。その市場の片隅で、もう70年近く営業を続けている蕎麦屋さんがあります。創業当時の趣きそのままの年季が入ったお店ですが、今では外国人観光客がガイドブックを見ながらやって来るような、行列 …
朝の情報番組zipの朝食コーナーで紹介された行列店は、なんと野菜バイキングのお店でした。行列に並ぶお客さんの目当ては、100名限定のワンコイン朝食バイキング。いったいどんな感じなのか興味が出てきて、ある平日の朝に早起きし …
新鮮な刺身が丼一杯に盛られた海鮮丼…その吸引力は時に超高級ステーキをも凌駕します。今回ご紹介するつじ半は、ぜいたく丼と名付けたオリジナルの海鮮丼で連日長蛇の行列をつくると評判のお店です。そのぜいたく丼、どのくらいの破壊力 …
薄暗い店内で煌々と炎をあげる紀州備長炭。そこから煙が立ち込めて、周囲は一気にスモーク状態…京都で予約困難な焼き鳥屋として有名な「馬耳東風」での一コマです。 僕も以前、予約の電話を入れて撃沈したことがあるのですが、ある日の …
長年、天ぷら料理の老舗・天一で腕をふるってきた西村 明雄さんが昨年春、奈良の菖蒲池に「天ぷら処 にしむら」をオープンしました。カウンター席が8脚のみの小さなお店。調理はもちろん、仕入れや店の掃除まですべて1人でこなします …
何気なくネットサーフィンをしていると、ラーメン屋の口コミで「ダイエットの天敵」という書き込みに出くわしました。この書き込みにちょっと興味を覚えて、少し店のことを調べてみると…大阪・日本橋にある「天地人」というお店で、豚骨 …
たびたびテレビや映画の撮影が行われる、風情漂う祇園白川。ここに鳥新という老舗鶏料理店があります。創業約120年の鳥新は水炊きを名物とする格式高いお店で、とても1人で気軽に行けるところではありません。ただ幸いなことに、鳥新 …
ザ・昭和というようなレトロな雰囲気に浸りながら酒を飲みたい…あなたには、そんな願望ありませんか?僕には少なからずそういうところがあって、そんなお店を通りがかると、立ち止まって中をのぞいてみたくなる衝動に駆られるのです…
京都では、創業から100年以上経たないと「老舗」という称号は得られないそうです。それだけ京都ではお客さんの信頼を得るのが大変…ということなのでしょうが、今回ご紹介する四条大宮の「とり伊」は創業が明治時代という、京都でも紛 …
京都には志る幸のような味噌汁専門店だけでなく、絶品の銀シャリが味わえるお米の専門店もあります。今回ご紹介する「八代目儀兵衛」は、五つ星お米マイスターが立ち上げた米料亭。自慢のお米だけでなく釜、水、火加減など、徹底的にこだ …
店の奥まで一直線に延びるカウンターを境に、時間の流れが異なった2つの空間がありました。 一方では2人の料理人がせわしなく動き、他方では僕を含めた10人のお客さんが無言で目の前の一品に全神経を集中。一品目の茶碗蒸しを片手に …
石焼き親子丼…その名を初めて聞いた僕は怪訝に思いました… ふわとろ卵の親子丼を、なんでわざわざ石焼に? でも、実際に食べてみると…
京都名物の1つに「にしんそば」というものがあります。にしんそばとは、かけ蕎麦の上に身欠きにしんの甘露煮を乗せたもの。物流が整っていなかった時代に、京都では貴重な海産物であった身欠きにしんを蕎麦の具材にしようとしたのが始ま …
橿原に鮮魚が旨いと評判の店があると聞き、奈良で仕事が入った日に合わせて1週間前に予約の電話をします。そのお店の名は「美食酒房 如意(にょい)」。電話越しにすでに予約客で一杯といった雰囲気が伝わってきますが… ちょっと狭い …
京都にある鶏料理の名店として名高い、丸太町の八起庵と西陣の鳥岩楼。ともに1人で気軽に行ける店ではありませんが、ランチタイムは話が別。特に今回ご紹介する鳥岩楼は、格式の高い店で絶品の親子丼が食べられると若者の間で評判になっ …