全国からラーメンの名店が集まる京都拉麺小路において、ちょっと独特な雰囲気を持つお店が1店舗あります。それは山形県酒田市に本店を構えるワンタンメンの満月 京都拉麺小路店。他の店がどちらかというと若者をターゲットに誕生したラーメン屋なのに対して、このお店からは古き良き時代の雰囲気を感じるというか…そもそもワンタンメンって今の時代逆に食べる機会が少なくなっていますよね?そんなところに興味を惹かれ、とある日の夜にこのお店に行ってきたのですが…
令和5年に日本ご当地ラーメン総選挙で日本一に…ワンタンメンの満月 京都拉麺小路店はこんなお店
そもそも山形県酒田市のラーメン屋って全然馴染みがないですよね?なので、まずはワンタンメンの満月について簡単にご紹介しておきましょうか。昭和35年に創業し、すでに60年以上の長い歴史を誇る老舗ラーメン店。酒田市のラーメンは大正時代にとある中国人が「志那そば屋」として店を開いたのがルーツと言われているらしく、その流れを汲んで現地では昔ながらの正統派中華そばにワンタンを乗せたスタイルが今でも主流なんだとか。その「酒田ラーメン」の中でもトップクラスの人気を誇っているのが、今回ご紹介するワンタンメンの満月。このお店がオープンするまで関西ではあまり聞かない店名でしたが、令和5年に日本ご当地ラーメン総選挙で日本一に輝いた実績があり、その実力に疑いの余地はありません。
さて、そのワンタンメンの満月の本店、三鷹店に続いて3店舗目として令和6年6月19日にオープンした京都拉麺小路店、店内スペースは多分京都拉麺小路の他のお店よりも広く取られていて、ざっと目視でカウントしたところ客席はカウンター席3脚を含めて全部で29席ありました。多少であればキャリーケースなど大きな荷物も持ち込めるスペースがあるので、京都に着いたばかり、あるいはこれから京都を離れるところといった状況でも利用しやすいと思います。エレベーターから一番近い場所にお店があるし、確かに移動中の食事には便利ですね。京都拉麺小路の中でも一等地のスペースをもらえたこのお店、本当にラッキーだな…と思います。
この上なく豪華なチャーシューメン…ワンタンメンの満月 京都拉麺小路店の店舗限定メニュー・金華豚チャーシューワンタンメン、実際試してみてどうだった?
今回僕がワンタンメンの満月 京都拉麺小路店で注文したのは、お店の最上級かつ店舗限定メニューである金華豚チャーシューワンタンメン(お値段 税込2500円)。注文してから待つこと10分強、目の前に運ばれてきたラーメンはこんな感じ…

丼の上を覆い尽くすようなボリューム満点の具材で麺が見えなくなってます。チャーシューに味玉、メンマ、刻みネギとトッピング自体はオーソドックスなんですが、金華豚のチャーシューは明らかに存在感が他のチャーシューと違いますね。

そのチャーシューは後のお楽しみとして取っておいて、まずはスープからいってみましょうか…数種類の煮干しに焼きあご、昆布、鶏、そして野菜で出汁をとった醤油スープは、すごくスッキリした味わいの中にほんのりと焼きあごの香ばしさが感じられます。そう言えば酒田の隣の鶴岡市にある冬季限定営業の超有名店・中華そば 琴平荘の中華そばもこんな感じのスープだったな…と思い出しました。まさに昔ながらのあっさり系中華そばって感じなんですが、令和の時代にも間違いなく通用しますね。

これに対する麺は、軽くウェーブがかかった高加水よりの中細麺。ウェーブがスープをしっかりと吸い上げて、噛むと程よいコシともっちり感が同時に楽しめます。喉越しもスルリと良好で、その後バックワードであご出汁の香ばしさがふんわり…この風味は、今まで僕が食べ歩いた京都のラーメン屋では味わったことないと思います。

さてさて、それではメイントッピングの金華豚チャーシューへと話を移しましょうか。中国浙江省原産の「幻の豚」とも言われる超希少品種のチャーシュー、さすがに身の締り方は他のチャーシューとはダンチです。肉の味も上質なハムのようにギュッと詰まった感じで超濃厚。これが全部で6枚も入っているので、チャーシュー好きにとって至福の時を過ごせることはまず間違いなしです。

そしてもう1つのメイントッピングであるワンタン…大きな皮の中に黒胡椒風味の挽肉がチョンと入っているのですが、正直「挽肉いらない!」と思いました。いや、悪い意味じゃないですよ。皮がめっちゃツルッツルで、口に入れた途端シルキーな滑らかさを感じたかと思えば、トゥルンとそのまま喉元を通って胃袋へ収まっていきます。その儚いながらも上質な滑らかさは「さすがワンタンメンの名店!」という感じですし、このまま皮だけでも食べ続けたいな…と本気で思いました。

こんな感じのワンタンメンの満月 京都拉麺小路店の店舗限定メニュー・金華豚チャーシューワンタンメン、僕が過去に食べたラーメンの中でも1、2を争うくらいリッチなラーメンで、とっても良い気分にさせてもらえました。ただ、金華豚のチャーシューを楽しむために1000円近く追加で払う価値があるか?と聞かれたら、そこは即答できないかなぁ…ワンタンのクオリティーがめっちゃ高いので、ぶっちゃけチャーシューがなくても十分楽しめるんですよ。ワンタンメンなら普通盛りで半額以下の値段だし、トータルで考えたら標準のワンタンメンの方が満足度が高くなるかもしれません。
ワンタンメンの満月 京都拉麺小路店のその他のメニュー例(値段は税込)
- 醤油ワンタンメン チャーシュー増し 煮卵入り 1580円
- チャーシューメン 1290円
- スタミナワンタンメン 1100円
- 塩ワンタンメン 1000円
- 醤油ワンタンメン 980円
- チャーシュー丼 380円
- 塩豚丼 380円
お持ち帰り用中華そばも購入できます…ワンタンメンの満月 京都拉麺小路店へのアクセスは、最寄り駅のJR京都駅から徒歩4分
そんなワンタンメンの満月京都拉麺小路店では、お持ち帰り用の中華そばも販売しています…

ご当地ラーメン日本一になったラーメンが2食分で、気になるお値段は税込900円。すごくリーズナブルに購入できますが、多分ワンタンは入ってないだろうなぁ…まあ、それでも京都では他にない味が自宅で楽しめるので、興味があればぜひ買って帰ってみてくださいな。そうそう、もちろん京都拉麺小路のアプリも利用できるので、これからもちょくちょく利用する予定の人は忘れずにスマホにインストールしておきましょうね。
それでは、お店の詳細です…

ワンタンメンの満月京都拉麺小路店 5点満点中
総席数:29席(うちカウンター席3脚)
住所:〒600-8216 京都府京都市下京区東塩小路町901 京都拉麺小路 京都駅ビル10F
電話番号:075-330-6746
営業時間:11:00-22:00(21:30 LO)
定休日:施設に準ずる
駐車場:なし
クレジットカード払い:可(PayPayや電子マネー、交通系ICにも対応)
P.S. 京都で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…


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